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「データを貯める」から「AIと一緒に使う」へ
営業管理・予実管理をSDXで一元化して業務を効率化
AI活用で月150時間以上の工数削減を実現

公開日|2026.10.07
代表取締役(CEO)染野尭之 様                                              © Black Box
YOUNEEDS株式会社は、海外企業の日本進出や日本企業の海外進出を支援するほか、マーケティング・DX支援、プロダクト開発など、幅広い事業を展開しています。
同社では以前、顧客情報や商談状況などの営業情報と、予算・実績の情報をExcelで管理していました。しかし、事業の拡大に伴って情報量が増え、必要な情報の検索や、複数のファイルにまたがる情報の整理に時間がかかるようになっていました。また、蓄積したデータを同社が展開するAIチャットサービスと組み合わせ、営業活動や予実管理に活用したいと考えていました。
そこで、営業情報や予算・実績を一元管理できる環境を整えるため、柔軟に設定できるカスタマイズ性と価格を決め手に、Shachihata Cloud SDX(以下、SDX)※を導入。営業管理(SFA・CRM)と予実管理の環境を整備し、営業情報や予算・実績のデータをSDXに集約しています。 現在は、SDXに蓄積したデータをAIチャットで分析し、案件の状況や予実の差異、その原因などを確認。月150時間以上の工数削減を実現し、お客様への提案や今後の方針検討などに、より時間を充てられるようになりました。

※Shachihata Cloud SDX    営業管理(SFA・CRM): 詳細はこちら    予実改善ナビ: 詳細はこちら

BEFORE 導入前の課題:Excelでの管理により、情報の整理・把握に時間を要する
  • ・営業情報や予実管理を複数のExcelファイル・シートで管理
  • ・必要な情報を探したり、複数のデータを照合したりするのに時間がかかっていた
  • ・数字だけでなく、その原因や今後の見通しまで把握するには手作業が必要だった
  • ・過去の商談や失注案件など、蓄積した情報を十分に活用できていなかった
POINT 導入の決め手:必要な情報を柔軟に管理し、スムーズにAI活用につなげられる
  • ・自社で管理したい情報に合わせて、入力項目や管理方法を柔軟に設定できる
  • ・蓄積した営業と予実データをAIチャットとスムーズに連携できる
  • ・必要な機能を備えながら、導入しやすい価格で業務に取り入れられる
AFTER 導入後の効果:月150時間以上の工数削減。営業と判断に時間を充てられる状態に
  • ・営業情報や予実データをSDXに集約し、一つの画面で確認
  • ・営業管理・予実管理を合わせて月150時間以上の工数を削減
  • ・AIで数字の原因や変化、確認すべき案件を整理し、売上予測まで効率的に把握
  • ・過去の商談や失注案件の傾向もAIで確認し、営業活動に活用
今回は、YOUNEEDS株式会社 代表取締役の染野様に、SDX導入の背景や活用方法、導入による効果についてお話を伺いました。
Index

Excel管理では、情報を集めることにも、活かすことにも手間がかかっていた

AI活用の土台として、必要な情報を柔軟に管理できるSDXを選択

営業・顧客情報を一元管理し、AIで確認すべき案件を効率的に把握

予算と実績の差異を確認し、AIで原因まで掘り下げる

月150時間以上の工数を削減。営業や意思決定に使える時間を創出

SDXの蓄積データを土台に、AIが営業と経営を支える状態へ

Excel管理では、情報を集めることにも、活かすことにも手間がかかっていた

Q:SDX導入前、営業情報の管理・活用についてどのような課題がありましたか?

染野様:
導入前は、基本的にExcelで管理していました。案件情報や顧客情報、商談の状況、次回アクションなどを記録していましたが、記録した情報を営業活動に活かすことが十分にできていませんでした。

営業では、「以前この会社とどんな話をしたのか」「担当者は何を気にしていたのか」といった、過去のやり取りや経験も重要な情報です。しかし、こうした情報を必要なときに振り返ろうとしても、人が一つひとつ情報を確認しなければならず、そこから次のアクションにつなげるには手間がかかっていました。 特に、過去に失注した案件と現在進行中の案件に似た傾向があっても、人が一件ずつ見比べて気づくのは簡単ではありません。長期間動いていない案件についても、担当者ごとの情報を確認して初めて把握できる状況でした。

記録することはできても、そこから必要な情報を見つけ出し、営業活動に活かすには人手がかかります。そこで、蓄積した情報から必要な情報や傾向をAIが見つけられるようになれば、これまで蓄積してきた情報を、より営業活動に活かせるのではないかと考えていました。

Q:予算実績の管理・活用については、どのような課題がありましたか?

染野様:
予実管理についても、Excelで管理していました。中小企業ではよくあることだと思いますが、売上や予算、実績まとめ、月ごとの数字を確認するという用途では、最初はExcelでも機能します。ただ、会社の情報量が増えるにつれて、どこにどの情報があるのかが分かりにくくなっていきました。

例えば、今月の売上が予算に対してどの水準かを確認するだけでも、複数のファイルやシートを開いて数字を整理し、さらに原因を別の情報から探す必要があります。最も負担が大きかったのは、分析そのものではなく、分析のための情報を集める作業でした。 私の場合は、数字の原因や今後の見通し、次に何をすべきかまで把握したいと考えています。しかし実際には、データを集めて整理するだけで時間を使ってしまい、データを見られる状態にするための時間がもったいないと感じていました。その時間を、次の一手を考えることに充てたいというのが本音でした。

AI活用の土台として、必要な情報を柔軟に管理できるSDXを選択

Q:そうした課題がある中で、SDXを導入したきっかけを教えてください。

染野様:
AIを仕事で本当に使える状態にしたいと考えたことがきっかけです。当社ではAIチャットサービスも展開していますので、AIを単なる検索ツールとしてではなく、実際の業務の中で使っていきたいと考えていました。 ただ、AIに「うちの営業状況を教えて」と聞いても、元になる営業データが整理されていなければ、AIも正しく答えられません。そこで、まず業務データを蓄積して整理し、そのうえでAIに活用させるという順番が重要だと考え、データの土台として営業管理や予実管理をSDXで整理していくことにしました。

Q:数あるサービスの中で、SDXを選んだ決め手は何でしたか?

染野様:
必要な情報を整理して管理できることと、実際の業務に導入しやすいことのバランスが決め手でした。大きなシステムを入れて現場の仕事を変えるのではなく、現場で必要な情報をまず整理し、今の仕事に合わせて使えるようにしたいと思っていました。

いくつかのSFAや予実管理システムを検討しましたが、SDXは自社で管理したい情報に合わせて、入力項目や管理方法を柔軟に設定できます。また、営業・予実データを一元管理できるだけでなく、SDXで整理したデータをAIチャットとスムーズに連携できる見通しが立ったことも、導入の決め手の一つとなりました。価格面でも導入しやすく、既に見積書・請求書の作成などで活用していたShachihata Cloudとの連携も容易で、必要な機能を無理なく取り入れられる点も魅力でした。

営業・顧客情報を一元管理し、AIで確認すべき案件を効率的に把握

Q:SDX導入後の営業管理について、現在どのように活用していますか?

染野様:
営業案件や顧客情報、商談履歴、進捗、次回アクションなどを、営業担当者が日々SDXに入力しています。Excelのように複数のファイルに情報が分かれることなく、一つの画面で案件の状況を確認できるようになりました。

顧客情報や商談履歴もまとめて管理しているため、簡易CRMとしても使っています。担当者が不在のときでも、顧客とのこれまでのやり取りや案件の進捗が分かるので、引き継ぎや営業活動もスムーズになりました。さらに、SDXに蓄積した情報をAIと連携させ、確認すべき案件の絞り込みにも役立てています。

例えば、今注意すべき案件はどれか、しばらく動きのない案件はどれか、過去の失注案件と似た傾向のある案件はどれか、といった点をAIで確認できます。これまでは人が一件ずつ案件を確認する必要がありましたが、現在はまずAIで該当する案件を絞り込み、その結果をもとに人が最終的な判断を行っています。
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※画像はイメージです。

Q:SDX営業管理と AIチャットを活用することで、営業の進め方はどう変わりましたか?

染野様:
進捗が止まっている案件や、過去の失注案件と似た傾向のある案件をAIが絞り込んでくれるので、対応が必要な案件にすぐ着手できるようになりました。最終的な判断は人が行いますが、営業の生産性の面で大きな変化を感じています。

予算と実績の差異を確認し、AIで原因まで掘り下げる

Q:SDX導入後の予実管理について、現在どのように活用していますか?

染野様:
これまで複数のファイルに分かれていた予算と実績の情報は、SDXに集約して管理しています。予算計画は部門・項目ごとに作成し、見込は月次で更新。実績はSDXに取り込み、計画と並べて差異の確認に活用しています。 予算・実績・見込が一つの画面で確認できるため、現在のペースで進んだ場合に期末の目標へ届くのかといった売上予測も、早い段階で把握できます。

さらに、差異が出たときは、原因の確認にもAIを活用しています。例えば、売上が予算に600万円届かない場合、どの商品や案件が影響しているのか、一時的なものなのかを、SDXの情報をもとにAIで確認します。その結果を踏まえて対応策を決め、目標や期限、担当者などをSDXにアクションとして記録しています。
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※画像はイメージです。

Q: SDXと AIチャット を活用することで、予実管理の進め方はどう変わりましたか?

染野様:
以前は、人が複数のシートを見ながら原因を探していました。今はAIが整理した内容を人が確認して判断するため、原因の確認にかかる時間が大きく減り、会議では対応策の検討に時間を使えるようになりました。さらに、売上見込みを早い段階で把握できるようになり、対策を打つタイミングも早まっています。アクションの結果は記録として残り、次の計画に反映されるため、予実管理が振り返りと改善につながる形で回るようになりました。

月150時間以上の工数を削減。営業や意思決定に使える時間を創出

Q:SDXとAIを活用して、実際にどれくらいの効果がありましたか?

染野様:
一番大きいのは、情報を集めたり整理したりする時間が減ったことです。以前は、Excelを開いて必要な情報を探し、別の資料を確認して数字を比較する、という作業がありました。現在はSDXに情報を集約し、さらにAIで必要な情報を絞り込めるので、そこにかかる時間を大きく減らせています。営業管理と予実管理を合わせると、月150時間以上の工数削減につながりました。これは、フルタイムの従業員に置き換えた場合、約1人分の工数を削減できたことに相当します。

削減した時間は、営業では次のお客様への提案や、既存のお客様との関係づくりに充てています。経営面でも、数字から今後の打ち手を考える時間が増え、本来の営業や判断に、より多くの時間を使えるようになりました。

SDXの蓄積データを土台に、AIが営業と経営を支える状態へ

Q:SDXとAIの組み合わせで、今後どんなことができるようになったら理想ですか?

染野様:
まず、日々の営業や予実の情報をSDXに積み重ねるほど、AIの提案も的確になり、蓄積したデータそのものが会社の資産になっていくと考えています。 そのうえで次に目指したいのは、AIのほうから先に教えてくれる状態です。例えば、動きが止まっている案件や失注の可能性がある案件を、定期的に知らせてくれる。予算に届かない見込みが出たときは、原因や対応策の候補まで添えて届く。そうなれば、対策を打つタイミングはいっそう早まります。

データの整理や下準備はSDXとAIに任せ、営業は商談に、経営は意思決定に時間を使える。そんな状態を、さらに目指していきたいです。

Q:SDXとAIチャットの組み合わせは、どのような企業におすすめできますか?

染野様:
会社の中にデータはあるものの、十分に使えていない企業におすすめです。例えば、専用システムとは別にExcelでSFA・CRM的な営業情報や予実を管理していて情報を探すのに時間がかかる、売上の見通しが立てにくい、過去の情報が次の営業活動に活かせていない、といった会社です。

いきなりAIだけを導入するのではなく、まずSDXで営業情報や予実などの業務データを用途ごとに整理し、
そのデータをAIで活用する。この順番が大切だと思います。専任のデータ分析担当者を置けない中小企業も、この組み合わせならデータ整理にかけていた時間を減らし、より本質的な仕事に時間を使えるようになるはずです。

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